V字回復目指すリコー、複合機の主力工場新設を決定

中国東莞市に

 リコーは、中国広東省東莞市に複合機の生産工場を建設する。投資額は約75億円。工程の自動化を進めるとともに、欧米の生産拠点が手がけてきた顧客の要望に合わせて製品に改良を加えるカスタマイズ機能も移管する。世界生産の主力工場と位置付ける。2019年8月の完成を目指す。

 同社は現在、広東省深圳市に二つの生産工場を保有している。この内、複合機の生産工場が操業から約30年となり、老朽化が進んでいたことから、東莞市に新工場を建設。約3000人の従業員とともに生産機能を移管する。

 新工場の建屋床面積は約8万平方メートル。組み立ての省人化、工程内物流の自動化を推進するほか、調達先のサプライヤーへの工程自動化支援にも乗り出し、全体の生産効率の約30%向上を目指す。

 また、中国から輸出した複合機を欧米の生産拠点でカスタマイズした上で納入する従来の体制も見直す。新工場でカスタマイズ化まで対応し、事業を効率化する。
新工場の完成予想図

(2018年7月20日 エレクトロニクス面)

梶原 洵子

梶原 洵子
07月21日
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新工場は太陽光発電設備や置換換気・空調システム、自然採光・自然換気などを積極的に採用し、リコーグループの環境最先端工場という役割も持たせるということです。

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