東北の世界遺産で結婚式はいかが

観光資源と挙式セットで国内外から人を呼び込む

 世界遺産で思い出に残る結婚式を―。空地音ハーモニー(仙台市宮城野区、菊池美鴎社長、022・794・7720)は、中尊寺(岩手県平泉町)や瑞巌寺(宮城県松島町)など東北の寺社に特化した挙式コンシェルジュ事業「みちのく和婚」を本格展開する。観光資源と挙式を組み合わせて国内外から人を呼び込み、地域産業への波及効果を狙う。2018年内に1億円の売り上げを見込む。

 一般的に寺社で式を挙げる場合は、利用者が寺社に直接申し込むが、ホテルなどの式場に比べて窓口がわかりづらい上、遠方の利用者の場合は現地での事前調整が難しい。同社は、岩手、宮城県の世界遺産や国宝を含む9寺社から許諾を取得。寺社との事前調整から当日案内、衣装や写真撮影の手配など挙式全体の企画を手がける。

 本格展開に先駆けた試行で、8割以上の人が初詣や結婚記念日などの機会に式を挙げた寺社に再び訪れた。再訪を促す仕組みを充実させるほか、地域旅行代理店と連携して式後の地域周遊旅行の商品化も計画。観光資源と挙式をかけ合わせたウエディングツーリズムとして、19年にも新潟、山形県などの寺社に取り組みを広げる。東経連ビジネスセンター(仙台市青葉区)の支援を受け、ブランディングやプロモーションにも取り組む。

日刊工業新聞2018年6月6日

葭本 隆太

葭本 隆太
06月07日
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私は鎌倉の神社で結婚式を挙げました。少数派かもしれませんが、和装の挙式は良い思い出です。

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