東京ディズニーリゾート35周年、次ぎに仕掛けるアトラクションは

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35周年を記念して毎日昼に行うデイタイムパレード「ドリーミング・アップ!
 東京ディズニーリゾート(TDR)が4月で開園35周年を迎えた。1983年の東京ディズニーランド(TDL)開園以来、新型アトラクションの導入やイベントの刷新をほぼ毎年続け、累計7億人を超える来園者に夢と感動を与えてきた。35周年の今年は祝祭感を演出して来園者の大幅な増加を見込む。パーク拡張計画など、今後のさらなる進化に向けた準備も進む。
 
 TDRは35周年記念イベント「Happiest Celebration!」を通年で展開する。目玉の一つがTDLの新しい昼のパレード「ドリーミング・アップ!」だ。ディズニーキャラクターがフロート(山車)に乗って華やかにパレードし、来園者を夢の世界にいざなう。フロートのデザインや出演者の衣装を細部までこだわって作り込み、何度見ても楽しめるように工夫している。

 また、TDLの人気アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」を開園以来初めて刷新し、オープンした。「小さな世界」の音楽に合わせ、世界各国の子どもたちをイメージした人形が歌と踊りを披露する。今回は約40体のディズニーキャラクターが新たに加わって一層華やかになり、大きな幸福感を味わえるアトラクションに進化した。

 TDRの入園者数は料金引き上げの影響で15―16年度は2年連続で減少したが、17年度は増加に転じた。TDRを運営するオリエンタルランド(OLC)は、35周年イベントの実施により、18年度の入園者数を17年度より90万人多い3100万人と見込む。「過去最高(14年度の3137万人)には届かないが、かなりレベルの高い水準」(宮内良一OLC執行役員)となる。

 19年度以降も成長を見込む。加賀見俊夫OLC会長は35周年記念セレモニーで「これまでとは別次元だと評価されるような、新しい体験価値の創造への準備が進んでいる」と発言。19年は東京ディズニーシーに大型アトラクション「ソアリン」(仮称)を導入、20年はTDLにディズニー映画「美女と野獣」がテーマの新規エリアを開設する計画で、その後の大規模なパーク拡張も検討中だ。

 設備の新設に加え、来園者の利便性を高めるサービスの充実にも力を入れる。今夏に提供するスマートフォン向け公式アプリには、アトラクションの待ち時間をリアルタイムで表示する機能などを搭載し、来園者が快適に遊べる仕組みを取り入れる。

 「新鮮さと快適さを兼ね備えたテーマパーク」を目指し、ハード・ソフトの両面で進化を続けていく。
(文=千葉・陶山陽久)

日刊工業新聞2018年5月3日

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葭本隆太
デジタルメディア局
ニュースイッチ編集長

幼少期にはよく遊びにいったディズニーランド。最近はパスポートの値上げなどもあり、足が遠のいていますが、人の親となり、また行きたい意欲がわいてきています。

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