ダイキンが3Dプリンターでエアコン、個性的な商品試作
ダイキン工業は1日、3Dプリンターなどを使った新しい手法によるエアコン開発を始めたと発表した。試作品の開発期間を、従来比7―8割減となる3カ月間程度に短縮できる。すでに香りが出るエアコンや、エアコンと連動する送風機などを試作した。国内のエアコン市場が飽和する中、個性的な商品を大量に試作して市場の反応を見るといった手法を取り入れ、新たな需要を創出する。
2019年末までに、約20件のテーマで試作品を開発する。また、こうした試作品に最終ユーザーが触れる機会を設けるため、ショールームを増やす。現在、ショールームは都内と大阪市内にあるが、19年をめどに名古屋市や仙台市など全国の都市に設ける。
ダイキンは新たな需要を生み出すため、省エネルギー性能に代わる開発テーマを模索してきた。そこで6000人の社員から個性的なアイデアを募り、3Dプリンターを使って短期かつ安価に試作する取り組みを始めた。
2019年末までに、約20件のテーマで試作品を開発する。また、こうした試作品に最終ユーザーが触れる機会を設けるため、ショールームを増やす。現在、ショールームは都内と大阪市内にあるが、19年をめどに名古屋市や仙台市など全国の都市に設ける。
ダイキンは新たな需要を生み出すため、省エネルギー性能に代わる開発テーマを模索してきた。そこで6000人の社員から個性的なアイデアを募り、3Dプリンターを使って短期かつ安価に試作する取り組みを始めた。
日刊工業新聞2018年3月2日