従業員5000人以上の企業、23%が新卒採用にAI導入検討
理由の大半は「マンパワーの削減」
新卒採用活動で人工知能(AI)の導入を検討している企業は7・5%―。リクルートキャリア(東京都千代田区)が実施した新卒採用に関する調査の中で明らかになった。従業員5000人以上の企業に限定すると、23・4%が「導入を検討している」と答えた。
調査は2017年12月―18年1月に実施し、1192社から回答を得た。AI導入で期待する成果として、全体の73・7%が「マンパワーの削減」、45・8%が「合否の基準の統一」を挙げた。すでに新卒採用にAIを導入している企業は0・4%だった。
18年卒の学生の採用において、計画していた人数を充足した企業は47・5%、質的に満足したと答えた企業は59・1%。17年卒と比べてそれぞれ2・7ポイント、3・0ポイント減少した。
19年卒以降の新卒採用については、採用数が満たない場合も「求める人材レベルは下げない」とする企業が51・5%で、18年卒と比べ、2・5ポイント増えた。採用の方法や形態については「通年採用」が7・2ポイント、「地域限定社員の採用」が6・5ポイント増えた。
調査は2017年12月―18年1月に実施し、1192社から回答を得た。AI導入で期待する成果として、全体の73・7%が「マンパワーの削減」、45・8%が「合否の基準の統一」を挙げた。すでに新卒採用にAIを導入している企業は0・4%だった。
18年卒の学生の採用において、計画していた人数を充足した企業は47・5%、質的に満足したと答えた企業は59・1%。17年卒と比べてそれぞれ2・7ポイント、3・0ポイント減少した。
19年卒以降の新卒採用については、採用数が満たない場合も「求める人材レベルは下げない」とする企業が51・5%で、18年卒と比べ、2・5ポイント増えた。採用の方法や形態については「通年採用」が7・2ポイント、「地域限定社員の採用」が6・5ポイント増えた。
日刊工業新聞2018年2月19日