「我々は成長を持続する」(孫正義)
携帯事業1年以内に上場、役割分担を明確化
ソフトバンクグループ(SBG)は7日、傘下の携帯電話事業会社について株式上場の準備を始めると発表した。近く東京証券取引所に上場申請すると見られ、1年以内の上場を目指す。世界で成長企業に投資するSBGとの役割分担を明確化する。上場で調達した資金は財務基盤の強化や成長企業への投資に充てる。
SBGは携帯電話事業子会社「ソフトバンク(SB)」の上場準備に入る。上場後もSBGの連結子会社を維持する。SBは上場により自律的な経営視点で意思決定できる体制にする。
SBGの孫正義会長兼社長は同日都内で開いた決算会見で「我々は成長を持続するため(10兆円規模のファンドの投資などを通じて)独立自尊で運営するトップ企業の集合体の構築を進めており、SB上場はその一環」と説明した。
一方、株式を上場することで収益の一部が配当により外部に流出する。これについて孫会長兼社長は「上場時にそれなりの資金が手に入り、すぐに使える」と利点を強調した。
SBGは携帯電話事業子会社「ソフトバンク(SB)」の上場準備に入る。上場後もSBGの連結子会社を維持する。SBは上場により自律的な経営視点で意思決定できる体制にする。
SBGの孫正義会長兼社長は同日都内で開いた決算会見で「我々は成長を持続するため(10兆円規模のファンドの投資などを通じて)独立自尊で運営するトップ企業の集合体の構築を進めており、SB上場はその一環」と説明した。
一方、株式を上場することで収益の一部が配当により外部に流出する。これについて孫会長兼社長は「上場時にそれなりの資金が手に入り、すぐに使える」と利点を強調した。
日刊工業新聞2018年2月8日