若者はもっと海外旅行を!観光庁が促進策を検討

 観光庁は、若者の海外旅行離れを食い止めるため、促進策を探る有識者検討会を設置して議論に着手した。海外での経験は視野を広げることにつながるほか、外国人観光客の受け入れ態勢を整備する際役立つ。同庁は、若者が海外旅行をしやすくする取り組みの方向性を本年度末までにまとめ、2019年度予算概算要求に関連施策を盛り込む方針だ。

 1996年の日本人の出国者数は1669万人で、うち20代は463万人。2016年は全体が1712万人とほぼ横ばいだが、20代は39%減の282万人だった。主な減少理由として、若者がショッピングセンターや温浴施設など近場で休日を過ごす傾向にあることや、スマートフォンのゲームなど室内での趣味が増えたことなどが考えられる。

 有識者検討会では、若者が海外に行く動機付けなどをテーマに議論。課題を洗い出した上で、旅行の促進につながるような関連省庁の事業や旅行業界による取り組みを示す。外務省や文部科学省も議論に参加しており、両省の施策も検討する。

 若者の旅行促進では、観光庁が13年2月から旅の素晴らしさをテーマとする出前授業「若旅授業」を実施。海外経験の豊富な有識者らを講師に招き、高校や大学などで17年12月までに54回開催している。

日刊工業新聞2018年1月11日

昆 梓紗

昆 梓紗
01月11日
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単純に旅行に行くお金がない、というのも原因な気がしますがそのサポートはないのでしょうか。

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