ニュースイッチ

「ハイエース」発売50周年、世界で売って売って633万台

ワンボックスカー、まだまだ進化
「ハイエース」発売50周年、世界で売って売って633万台

商用車「ハイエース」販売50周年式典

 トヨタ自動車は18日、商用車「ハイエース」販売50周年式典をトヨタ車体いなべ工場(三重県いなべ市)で開いた。鈴木英敬三重県知事ら約100人が出席した。トヨタ車体社長を兼任する増井敬二トヨタ専務役員CVカンパニープレジデントは「ハイエースはCVカンパニーの根幹を担う車。今日を節目にさらなる『もっといいクルマ』づくりに努めていく」とあいさつした。

 また、増井専務役員は国内自動車市場が縮小傾向にある中で「商用車は、これからの(国内)生産の核になる」と強調。いなべ工場について「ワンボックスカー専門の工場として競争力を向上するため改装工事も進めている」と述べた。

 ハイエースは1967年に「トヨエース」の小型モデルとして誕生。現行モデルは5代目。世界累計販売台数は約633万台。
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
「自動車盗難事故実態調査」では07年から7年連続で盗難が最も多かったのが「ハイエース」。こここ3年間は「プリウス」だが2位につけている。盗難が多いのは人気の裏返し。

編集部のおすすめ