地下道路トンネル工事、作業員が9割減る鹿島の新工法とは?

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(写真はイメージ)
 鹿島は地下部での道路トンネル工事向けに、コンクリート部材でトンネルを組み立てる「スーパーリング工法」を開発した。現場でコンクリートを打設する工法と比べ、同等のコストで作業員数を約90%削減、躯(く)体構築の工程を約50%短縮できる。今後、三井住友建設と共同で実物大のトンネルの施工方法を検証する。

 スーパーリング工法は、地上でコンクリート部材をリング上に組み立て、掘削した地下空間につり下ろす。複数のリングに鋼棒を挿入して一体化し、トンネルを構築する。構造的に強いリング構造のため部材を薄くでき、従来工法と比べて4分の1にトンネル構造物を軽量化できる。
                 

日刊工業新聞2017年12月15日

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コンクリート部材は工場で生産して現場で組み立てるため、鉄筋や型枠、コンクリート打設などの作業が不要。都市部での地下道路トンネル工事などに新工法を提案する。 (日刊工業新聞第ニ産業部・山茂樹)

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