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ホンダが年明けのCESでコンセプトロボット

ホンダが年明けのCESでコンセプトロボット

ホンダの公式動画より

 ホンダは、米ラスベガスで2018年1月9日に開幕する世界最大級の家電見本市「CES2018」に、コミュニケーションロボットのコンセプトモデル「3E-A18」などを出展する。

 今回の出展テーマは「Empower・Experience・Empathy(人の可能性を拡大する・人と共に成長する・人と共感する)」。

 アタッチメントを変えることでさまざまな活用ができるプラットフォーム型ロボティクスデバイス「3E-D18」、同デバイスやモビリティーにエネルギーを提供し、必要な時に必要な場所で電気を使えるようにする着脱可能な可搬式バッテリー、さらにそれを活用したプラットフォームも展示する。

 このほか、シリコンバレーを中心にスタートアップ企業と取り組むオープンイノベーションの技術なども紹介する。

 具体的には、ドライバーの精神状態を把握し、自動運転時のドライビングスタイルを最適化する技術や、自動運転車に、高精細マップとリアルタイムの高精度位置情報を提供する技術、コネクテッドカー向けのホログラムAR(拡張現実)のナビゲーションシステムなどが含まれる。
日刊工業新聞電子版2017年12月9日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
自分がCESの取材に行ったのは2009年。ベンチャーのイベントは多少あったがまだエレクトロニクス中心の大手企業が鎮座していた。2012年に95年から続いていた米マイクロソフトCEOの基調講演が終了、展示会の中身は変質していく。最近は、エレクトロニクス・ITに加え自動車などの大手と、スタートアップがからむ発表も増えてきて取材する方からすればワクワク感もある。展示会主催側はこれで良し、と思っているのか知りたいところ。

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