新型「スーパーあずさ」、全座席にコンセント配備
12月23日から営業運転
JR東日本は12月23日に営業運転を始める中央線の新型特急車両「E353系」を報道陣向けに公開した。首都圏と長野県の松本駅などを結ぶ特急「スーパーあずさ」で運用し、投入開始から24年となる従来型車両「E351系」を順次置き換える。快適性を高めたほか、客室設備を刷新してレジャー・ビジネス双方の乗客ニーズに対応。製造は子会社の総合車両製作所(横浜市金沢区)が担当した。
新型車両はカーブを高速で走行するために空気バネ式車体傾斜装置を採用し、振り子式の従来型車両に比べて揺れを抑制。全座席にコンセントを備えたほか、テーブルもノートパソコンを置けるよう大型化した。
新型車両はカーブを高速で走行するために空気バネ式車体傾斜装置を採用し、振り子式の従来型車両に比べて揺れを抑制。全座席にコンセントを備えたほか、テーブルもノートパソコンを置けるよう大型化した。
日刊工業新聞2017年11月23日