「オットー・ネーベル展―シャガール、カンディンスキー、クレーの時代」
10月7日(土)よりBunkamuraザ・ミュージアム(渋谷)にて開催
ドイツ・ベルリンに生まれ育ち、のちにスイスで活動した画家、オットー・ネーベル(1892~1973)。「オットー・ネーベル展」は、スイスの首都ベルンにあるオットー・ネーベル財団の全面的な協力を得て開催される、ネーベルの日本初の回顧展だ。
「オットー・ネーベル」が初見の方も多いかも知れない。
そういう方はぜひ会場の映像展示を。ネーベルの人生が、周辺作家やネーベルゆかりの地であるスイスの情景を通して14分程でまとめられている。
画家だけではない、版画家、詩人など様々な顔をもつオットー・ネーベルの姿がとらえやすくなるだろう。
1920年代半ばにドイツのワイマールに滞在したネーベルは、現代美術に大きな影響を与えたバウハウス(造形芸術学校)でカンディンスキーやクレーと出会い、長きにわたる友情を育んだ。
展覧会では、建築、演劇、音楽、抽象、近東など彼が手がけた主要なテーマに沿って、クレー、カンディンスキー、シャガールなど、ネーベルが影響を受けた同時代の作家の作品もあわせて紹介することで、ネーベルが様々な画風を実験的に取り入れながら独自の様式を確立していく過程に迫っている。
バウハウス開校100周年(2019年)はもう間もなく。若き日のバウハウス体験に始まり、素材やマチエールを追求し続けた画家、ネーベルの知られざる画業を紹介している。
「オットー・ネーベル」が初見の方も多いかも知れない。
そういう方はぜひ会場の映像展示を。ネーベルの人生が、周辺作家やネーベルゆかりの地であるスイスの情景を通して14分程でまとめられている。
画家だけではない、版画家、詩人など様々な顔をもつオットー・ネーベルの姿がとらえやすくなるだろう。
1920年代半ばにドイツのワイマールに滞在したネーベルは、現代美術に大きな影響を与えたバウハウス(造形芸術学校)でカンディンスキーやクレーと出会い、長きにわたる友情を育んだ。
展覧会では、建築、演劇、音楽、抽象、近東など彼が手がけた主要なテーマに沿って、クレー、カンディンスキー、シャガールなど、ネーベルが影響を受けた同時代の作家の作品もあわせて紹介することで、ネーベルが様々な画風を実験的に取り入れながら独自の様式を確立していく過程に迫っている。
バウハウス開校100周年(2019年)はもう間もなく。若き日のバウハウス体験に始まり、素材やマチエールを追求し続けた画家、ネーベルの知られざる画業を紹介している。
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