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「凄ワザ」持つ人たちの素顔にも迫る!初回は常識を覆す紙ヒコーキ登場

NHK「超絶 凄(すご)ワザ!」リニューアル
 NHK総合テレビで放送されている「超絶 凄(すご)ワザ!」。町工場や技術者が無謀とも思える課題に挑戦し、その技を競い合う番組だ。4年目となる新年度5月から月1回、50分枠の放送になる。今まで対決は前後編に分かれていたが、課題ごとに1話完結となる。MCは千原ジュニア氏と、新たに副島萌生アナウンサーが担当する。
 
 「凄ワザ」を生み出す技術者や職人たちの人柄にもスポットを当てる。宇野央康チーフ・プロデューサーは「人柄があってこそ『凄ワザ』が生み出される部分もある。千原ジュニアさんにその人柄を引き出してもらえるのを楽しみにしている」と話した。

 技術的に高度な内容になることも多く、難しい説明でも面白く親しみやすいMCで伝えてきたジュニア氏。その秘訣は「素直に話を聞くこと、分からないことは質問すること、真剣にVTRを見ることです。VTRは放送大学を見ているような気分になりますが」。

 モノづくりを支える高度な技術を見られる対決も良いが「紙ヒコーキのように、何の役に立つのかわからないものに本気になって取り組んでいる大人たちを見るのもすごく好きですね」と話す。

 5月1日22:00から放送される初回は、「紙ヒコーキ対決」。予選を勝ち抜いた大学教授や紙ヒコーキマニアが「3Dストラックアウト」に挑む。10m、15メートル先に6面に丸い穴が空いた箱を高さを変えて2つ並べる。

 挑戦者からは正面の穴以外見えず、旋回、直進さらにはS字飛行を駆使し、何枚の穴を抜けるか競う。収録では高難度の課題に強者ぞろいの挑戦者も苦戦。果たして勝負を制するのはどんな「凄ワザ」か、ぜひ放送で確かめてみてほしい。
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
緊張感の漂う対決現場で、適度に緊張をほぐしながらも的確に勝負の詳細について説明する千原ジュニアさんが素晴らしかったです。番組づくりのためにニュースイッチを参考にしてくれているとのことで、今後何かコラボレーションできればと思いました。

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