パナソニックの津賀社長が続投へ、歴代最長に並ぶ9年目に

「まだ若い」

骨格を堅持し、事業改革を率いていく津賀社長(同社公式サイトより)

パナソニックの津賀一宏社長が6月以降も続投し、創業家以外の歴代最長と並ぶ9年目に突入することが決まった。26日に発表した幹部人事では外部取締役の増員などはあったが、津賀社長のほか社内分社のトップも変わらない。パナソニックは“赤字事業”の止血や成長戦略の練り直しの最中。津賀体制の骨格を堅持し、事業改革を率いていく。 パナソニックの創業家以外で社長在任期間が最長なのは1977年に就任した山下俊彦氏の9年間。津賀社長の交代観測も浮上したが、経営改革をやりきることを期待され、続投になったと見られる。幹部の一人は「津賀社長はまだ若い」と話し、上層部では交代する空気はなかった。 外部取締役では花王の沢田道隆社長など2人が新たに加わった。取締役の外部比率を高め、コーポレートガバナンスを強化。米グーグル幹部からパナソニックに転じた松岡陽子フェローは新設した「くらしアップデート推進本部長」に就任する。馬場渉ビジネスイノベーション本部長は「環境エネルギー事業担当参与」に就任する。 パナソニックでは例年2月末に大きな幹部人事の異動や組織変更を発表する。ただ、19年10月に執行役員の数を大幅に減らすなどの人事制度改革を行ったこともあり、今回は大きな動きはなかった。

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