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今年は炭酸飲料で攻めるアサヒ飲料

今年は炭酸飲料で攻めるアサヒ飲料

豆乳を発酵した「GREEN CALPIS」

アサヒ飲料は20日、2020年の事業方針で炭酸カテゴリーの強化と新価値創造商品の投入に取り組み、販売数量で前年比2%増の2億7050万ケースを目指すと発表した。炭酸飲料「三ツ矢サイダー」を4月にリニューアルするほか、多面的な商品に拡充。また健康志向に対応し豆乳を発酵した「GREEN CALPIS」を4月に、植物性ミルクを使用した飲料「PLANT TIME」を5月に発売する。

三ツ矢サイダーはパッケージを刷新し爽快感のイメージをさらに強化。またピンクグレープフルーツを加えた「ピンクレモネード」やオレンジ果汁にこだわった「特濃オレンジスカッシュ」を発売する。

同ブランドで同4・7%増の4100万ケースの販売を見込んでいる。さらに炭酸水でトップシェアの「ウィルキンソン」も直接飲用の普及を推進するなどで同11・3%増の3000万ケースに引き上げる。

GREEN CALPISは乳成分を使わない“植物生まれ”を強調するほか、PLANT TIMEは30―40代の女性をターゲットにする。

日刊工業新聞1月21日

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