森トラストが箱根の老舗旅館を取得、高級宿泊施設に再生
文人墨客が数多く訪れた「強羅環翠楼」
森トラストは箱根の高級老舗旅館「強羅環翠楼(ごうらかんすいろう)」(神奈川県箱根町)を取得した。同旅館は旧三菱財閥の岩崎家別荘を継承して、1949年に開業した。政界人や芸術に関わる文人墨客が数多く訪れるなど、箱根有数の老舗旅館として知られる。同社は当面、老朽化した施設の改修を進め、一層のサービス向上を目指し高級宿泊施設に再生する。取得額は公表していない。
森トラストは箱根・強羅が別荘地などとして格式の高い地域であることから、宿泊機能の再構築に力を入れている。14年には会員制リゾートホテルを刷新し、開業した。強羅環翠楼とは別の老舗旅館の再生も進めており、20年ごろに開業する予定。
森トラストは箱根・強羅が別荘地などとして格式の高い地域であることから、宿泊機能の再構築に力を入れている。14年には会員制リゾートホテルを刷新し、開業した。強羅環翠楼とは別の老舗旅館の再生も進めており、20年ごろに開業する予定。
日刊工業新聞2017年5月24日