ウコンと酵母が味の決め手 琉球大が大学ブランド商品を開発
泡盛とカレーを商品化、海外展開も視野に
琉球大学は学内シーズを使い、大学名を冠した泡盛「琉球大学の泡盛」とレトルトカレー「琉球大学ロマン」を開発した。大学ブランド商品として産学連携による開発を資金面で支援し、学生が企画開発に参加した。県内経済の活性化や産業振興を狙う。
今回の取り組みは学内公募によって初めて実施した。泡盛は農学部の外山博英教授とバイオジェット(沖縄県うるま市)、石川酒造場(同西原町)が開発した。華やかでフルーティーな風味に仕上がる独自の新たな酵母を用いた。伝統的な「甕(かめ)仕込み」で醸造、貯蔵するなど新旧技術を組み合わせた。
カレーは本村恵二教授と人気カレー店、あじとや(同北谷町)が手がけた。機能性の高い春ウコンをルーに使用。普通味の「基礎課程」と辛口の「応用課程」の2種類をそろえ、海外展開も視野に入れる。
泡盛は夏ごろの商品化を目指す。カレーは5月に発売予定。いずれも商標は大学が保有する。
今回の取り組みは学内公募によって初めて実施した。泡盛は農学部の外山博英教授とバイオジェット(沖縄県うるま市)、石川酒造場(同西原町)が開発した。華やかでフルーティーな風味に仕上がる独自の新たな酵母を用いた。伝統的な「甕(かめ)仕込み」で醸造、貯蔵するなど新旧技術を組み合わせた。
カレーは本村恵二教授と人気カレー店、あじとや(同北谷町)が手がけた。機能性の高い春ウコンをルーに使用。普通味の「基礎課程」と辛口の「応用課程」の2種類をそろえ、海外展開も視野に入れる。
泡盛は夏ごろの商品化を目指す。カレーは5月に発売予定。いずれも商標は大学が保有する。
日刊工業新聞2017年4月14日