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大容量チルトアングルドーザ搭載…コベルコ建機が発売、「超小旋回ショベル」が実現する機能

コベルコ建機は16トンクラスの後方超小旋回ショベル「SK160BR―7=写真」を発売した。大容量チルトアングルドーザの搭載により、掘削作業に加え、整地や盛り土、切り土などブルドーザーに近い作業でも使用可能。13トンクラスショベルの上部車体と20トンクラスの足回り部分の組み合わせにより、コンパクトな作業半径を保ちつつパワフルな整地作業を実現した。消費税抜きの価格は2880万1000円。

大容量で、排土板を上下や左右など6方向に動かせるドーザブレードを搭載。パワフルながらきめ細かな整地作業が行える。ドーザの両端を折り畳める構造にしたことで、輸送幅を3メートル以内に抑えられる。

6方向の整地作業は1本のレバーで操作でき、フローティング機能によりブレードの自重で地表をなぞって整地作業を補助する。

湾曲した専用シュー形状により、ドージング作業中の走行グリップ力と操舵性を高めた。クレーン作業も行えるよう、オプションでハイリーチクレーン仕様を選べる。

また検知エリア内で人の姿を認識すると、オペレーターに警告を促すことで未然に事故を防げる。オプションで周囲への警告灯とアラームも装備できる。


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日刊工業新聞 2024年10月3日

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