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緩衝材「プチプチ」再利用…川上産業、自主回収・再資源化の認定取得

緩衝材「プチプチ」再利用…川上産業、自主回収・再資源化の認定取得

プチプチ回収車

川上産業(名古屋市中村区、安永圭佑社長)は、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律における、製造業・販売事業者などによる自主回収・再資源化の認定を8月20日に取得した。この認定により、気泡緩衝材を回収し、緩衝材「プチプチ」の原料として再利用できるようになり、回収可能なエリアの全国拡大を進める。

プチプチは物流などに使われる緩衝材。同社では今後もプラスチック資源循環を主とした脱炭素経営を実践し、リサイクルの仕組み作りを確立していくことで、社会全体のサーキュラーエコノミー(循環経済)構築のスピードを高めていく考え。

2021年からは緩衝材リサイクルのため、回収事業を実施している。その拡大のため、一般家庭や企業から使用済みのプチプチを回収する専用回収車の運行を開始した。全国各地に専用回収ボックスも設置、回収範囲を広げている。

日刊工業新聞 2024年09月06日

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