ヤマハ発動機の中型2輪ロングセラー「SR400」初代を再現、外装セット受注好調
ワイズギア(浜松市中央区、鈴木正和社長)が31日までの期間限定で販売している「SR400復刻カラー外装セット」の受注が順調に伸びている。SR400は惜しまれつつも2021年に生産を終えたヤマハ発動機の中型2輪車のロングセラー。同セットを近年生産したモデルのSR400に装着することで、1978年に登場した同機種初代モデルの外観を再現できる。
商品化のきっかけは「SRの灯(ともしび)を絶やさないという思い」(鈴木ワイズギア社長)で社内から出たアイデアだった。ヤマハ発グループで2輪車用品を主力事業とするワイズギアの強みを発揮した企画だ。
レトロな印象が新鮮なのか「若い世代も買ってくれているかもしれない」(同)という。同セットの反響を分析し、今後も「車両のスタイルを変えるアクセサリーを検討する」(同)方針だ。(浜松)
日刊工業新聞 2024年05月27日