コマツの「無人ダンプ運行システム」、導入700台突破
コマツは14日、鉱山向け無人ダンプトラック(写真)運行システム(AHS)の導入台数が累計700台を突破したと発表した。700台目はスイス資源大手グレンコアのチリの銅鉱山で稼働を始めた。同鉱山はチリでコマツのAHSが導入された8番目の鉱山になる。AHSはコマツが2008年に業界で初めて商用導入した。地形や天候が異なるさまざまな鉱山に対応しつつ、高い安全性・生産性や環境負荷低減効果を実現。現在、世界5カ国の23カ所の鉱山で導入されている。
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日刊工業新聞 2024年03月15日