全モデルを電動化、メルセデスベンツ日本が新型「Eクラス」予約開始
メルセデス・ベンツ日本(千葉市美浜区、上野金太郎社長)は、中核モデル「Eクラス」の新型の予約注文の受け付けを開始した。マイルドハイブリッド車(MHV)とプラグインハイブリッド車(PHV)で構成し全モデルを電動化。オプションで助手席一体型ディスプレーを選べるようにするなど内外装を刷新した。消費税込みの希望小売価格はセダンが894万円から、ステーションワゴンが928万円から。
セダンのPHVモデル「E350eスポーツ エディションスター」は総排気量1997ccの直列4気筒直噴ターボエンジンと電気モーター、リチウムイオン電池(LiB)を組み合わせた。システム最高出力は312馬力。電気自動車(EV)換算走行距離は112キロメートル(WLTCモード)。
同PHVモデルは車両を蓄電池として利用し、車外に電力を供給する機能に対応。
また安全支援では、夜間走行時に車線を逸脱しそうになった際、ヘッドライトが前方の路面に矢印を投射して運転者に警告する機能をオプションで搭載できる。
日刊工業新聞 2024年1月16日