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ＹＫＫ ＡＰは、２０２４年度の初任給を平均１０％程度引き上げる。新入社員約３４０人が対象。地域や最終学歴別の初任給引き上げは行っていたが、全新入社員に対する初任給引き上げは１０年以上ぶり。若手人材確保のため、市場競争力のある報酬体制にする。
同社は社員幸福経営を掲げ、賃上げや一時給付金の支給、役職・資格手当の新設などを行っている。２３年度の昇給率は６％で、手当てなどを含めると６・５％。魚津彰社長は25日の会見で、２４年度の昇給率も「６％を維持したい」と話した。
