ＪＲ西日本は２２日、２０２５年大阪・関西万博の機運醸成を図るためプロモーション協力やグッズ販売などを行うと発表した。万博の公式キャラクター「ミャクミャク」などをデザインした新幹線や在来線列車の運行、オフィシャルストアやポップアップストアなどの展開を同日から順次始める。３０日が万博開幕５００日前に当たり万博の魅力を伝えて盛り上げる。

ラッピング新幹線は開幕１年前の２４年４月から東海道・山陽・九州・北陸新幹線でＪＲ東海含めて計４編成を運行する。万博会場へのアクセスルートにあたる大阪環状線、ゆめ咲線では３０日から通勤型車両「３２３系」１編成で車内広告も含めて万博に染める。

３０日ごろから大阪駅ビル壁面をミャクミャクでラッピングする。

オフィシャルストアは２９日に新大阪駅に開設する。ポップアップストアは２２日―２４年１月に関西、北陸、中国の計１１カ所に設ける。京阪神の駅ナカ店舗計１２店でも公式ライセンス商品を販売する。