スバルが設計開発に「チャットGPT」生かす、リッジアイがコンサル提供
Ridge―i(リッジアイ)はSUBARU(スバル)に対して、生成人工知能(AI)の効果的な活用策などを提案するコンサルティングサービスの提供を始めた。米オープンAIの対話型AI「チャットGPT」をスバルの設計開発業務に生かすための戦略づくりや実効性の検証、システム構成の検討といった作業を支援する。
スバルの設計開発部門が長年にわたって蓄えた設計図や文書、写真などの膨大な情報・データの中から、目的のデータを生成AIで探し出し、有効利用することで業務の効率化や質的向上を図る。スバルはこの結果を踏まえて、より広範な業務に生成AIを導入・活用するための検討を進める方針だ。
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日刊工業新聞 2023年10月23日