JMUが引き渡し、最新省エネ技術を搭載した船型バルクキャリア「フロンティア スピリット」の性能
ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区)は有明事業所(熊本県長洲町)で建造していた船型バルクキャリア「FRONTIER SPIRIT(フロンティア スピリット)」を引き渡した。フランスのダンケルク港の要求を満たす最大船型で、最新の省エネ技術を採用した。
独自開発したダクトやバルブを最適化したほか、電子制御エンジンや大直径プロペラを採用し、燃費性能を高めた。騒音規制に配慮した低風圧居住区を採用した。
バラスト水処理装置を装備し、温室効果ガス排出規制や窒素酸化物(NOX)排出規制に適合するなど、環境規制にも対応している。
全長292×幅45×深さ24・55メートル。載貨重量18万2461トン。定員25人。パナマ船籍。