日立建機は自動車検査証とナンバープレートを取得することで公道を走行できるホイール式油圧ショベル「ＺＸ１２５Ｗ―７＝写真」の受注を７月３日に始める。発売は１１月から。公道走行が可能で機動性に優れるため短時間で現場に運べるほか、コンパクトな車体で小回りが効くことで都市土木などの極小地や狭い路地の使用に向く。消費税抜き価格は２０２７万円。年間１００台の販売を目指す。

走行時の寸法は長さ７４４５ミリ×幅２４９０ミリ×高さ３４６０ミリメートルで、後端旋回半径は１７４０ミリメートル。作業量を重視するパワーモードを選択した場合、作業量を従来機種比７％向上、燃料消費量を同１９％削減できる。

運転室は後方エリアを広く取り、天井を高くしたことで長時間でも従来以上に快適な作業が可能。また大型モニターで機械状態の確認に加え、標準搭載の周囲環境視認装置により、機体周囲を映像で確認できる。