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ファッション性を表現できるブラックウレタンマスクの実力

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ファッション性を表現できるブラックウレタンマスクの実力

マスク着用で見た目を変えたいニーズが増加

エヴァー・グリーン(大阪市北区、岩﨑充弘代表取締役)が展開するアパレルブランド「DIVINER(ディバイナー)」では、ブラックウレタンマスクの販売が急増している。3月15日の週の売上高は前週比で400%増加した。同13日以降、マスク着用は個人の判断になったが、売り上げが大幅に増えた背景には、若年層を中心にマスクをファッションと捉える傾向の高まりがある。

同社は、主にメンズ向けアパレル事業を手がけている。複数の自社ブランドで企画・生産・販売を行っており、DIVINERもその一つ。「強さ」や「カッコイイ」を表現できるブランドとして、主に10~40代から支持を得ている。ブラックウレタンマスクはコロナ禍以前から販売しており、欠品で一時的に販売を停止していたが、3月15日に再販売したところ、前週よりも売り上げが増加した。

ファッションアイテムの一つに

購入者からは「ファッション性が高くて嬉しい」、「在庫がなくなったから継続購入している」という声がある。同社は、マスク着用で見た目を変えたいニーズがあると見ている。

エヴァー・グリーンは今後も、ブラックウレタンマスクの販売を継続していく方針。コロナ対策の動向に関わらず、ファッションアイテムの一つとして提供していくという。

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