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イオンモールで料理自律配送、アイシンのロボットが運びます

アイシンは、イオンモール常滑(愛知県常滑市)で注文した飲食物を車寄せまで自律配送ロボットが運ぶ実証実験(写真)を開始した。同社のフードデリバリーサービス「めしクルー」を拡張し、モール内の飲食店7店で利用可能にした。ロボットは同社の「TCRB01」を使用。実証には三菱電機も米Cartkenのロボットを用いて加わる。各1機、合計2機が24日までの平日に1日当たり12回、収集・運搬する。

利用者が飲食物を注文すると、ロボットが飲食店まで行って注文した品物を店員から収集。その後、車寄せかサービスカウンターまで運び、利用者が受け取る。

近隣で働く人の利用を想定。コロナ禍での新たな働き方や店舗の人手不足対策に活用してもらう。実際に役立ち、事業として成立するか実証する。

同モールは、1棟で500メートルの長さがある広大な店舗。愛知県によるサービスロボットの実用化事業の実証実験会場に選ばれている。

日刊工業新聞 2023年02月14日

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