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アウディ店舗に整備、「超急速充電器」の性能

パワーエックスが提携

パワーエックス(東京都港区、伊藤正裕社長)は、フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ、愛知県豊橋市)傘下の「アウディ」ブランドと、電気自動車(EV)の充電インフラ整備で事業提携する。パワーエックスが開発する蓄電池搭載型急速充電器「ハイパーチャージャー」を、2023年後半からアウディのEV「e―tron=写真」を取り扱う店舗に導入する。

パワーエックスの充電器は最大出力240キロワットの超急速充電で、フル充電までの時間を大幅に短縮できるのが特徴。アウディはユーザーの利便性向上につなげる。両社は急速充電ステーション「チャージングハブ」の国内展開でも協業する。導入候補地や共同運営について検討する。

パワーエックスは蓄電池の製造販売やEV充電ステーション事業を展開する。ハイパーチャージャーは320キロワット時の大型蓄電池を搭載。再生可能エネルギー由来の電力を蓄電し、充電に活用することもできる。

VGJは24年までに15車種以上のEVを日本市場に展開する計画。充電インフラの構築に力を入れている。

日刊工業新聞 2023年01月24日

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