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名古屋市で老人ホームと学生マンションの複合工事がスタート

名古屋市で老人ホームと学生マンションの複合工事がスタート

名古屋市で老人ホームとの複合工事により着工した学生マンション(イメージ)

JR西日本プロパティーズ(東京都港区、森克明社長)は、名古屋市昭和区で同社初の学生マンション(イメージ)と、同社3件目となる有料老人ホームの複合開発工事を着工した。建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)や、いきもの共生事業推進協議会(ABINC)による認証を取得する予定で環境に配慮する。

53室の老人ホームは2023年12月に、133室の学生マンションが24年1月にそれぞれ完成する予定。

両施設とも3階建てで延べ床面積は約3800-約3900平方メートル。名古屋大学や南山大学に近い閑静な住宅街に立地し、学生マンションと東京での2件に続く老人ホームを建てる。高効率な空調設備の導入や屋上緑化、生物多様性に配慮した植栽計画などにも取り組む。

同社は今後も学生マンションや老人ホームを積極的に建設し、従来の分譲・賃貸マンションに加えて多様な世代向けに住環境を提供する。

日刊工業新聞 2023年1月5日

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