スズキ「ソリオ」に追加、ストロングHVモデルの燃費性能
スズキは小型車「ソリオ」と同「ソリオ バンディット」に、モーター走行も可能なストロングハイブリッド車(HV)モデルを追加して発売した。これまではガソリン車と加速時にモーターがエンジンをアシストするマイルドHVのみの展開だった。燃費性能の高いストロングHVをラインアップし、拡販につなげる。
消費税込みの価格はソリオが222万2000円、ソリオバンディットが224万6200円。HVシステムは小型ながら瞬間的に大きな力を発揮する駆動用モーターと、伝達効率に優れたオートギアシフト(AGS)を組み合わせたスズキ独自の方式を採用した。WLTCモード燃費は両車種とも1リットル当たり22・3キロメートル。
外装ではHV搭載グレード専用色のアルミホイールなどを採用し、上質なデザインを追求した。
日刊工業新聞 2022年12月20日