「軽」の新車販売、王者「N―BOX」から23カ月ぶりに首位を奪ったのは?
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)がまとめた10月の車名別新車販売で、ホンダの軽自動車「N―BOX」は前年同月比53・6%減の7442台と、軽として23カ月ぶりに首位の座を明け渡した。軽で3位、全体では5位だった。代わりに軽として首位に立ったのはスズキの「ワゴンR」だった。9月に発売した同シリーズの「ワゴンRスマイル」が好調だった。
全体の首位は、4カ月連続でトヨタ自動車の小型車「ヤリス」だった。登録車としては16カ月連続の首位。ただ販売台数は同43・0%減の1万596台に落ち込んだ。半導体不足などの影響を受けており、ほかに上位30車種のうち、22車種が前年実績割れとなった。
販売台数が1万台を超えたのはヤリスだけだった。
日刊工業新聞2021年11月8日