1カ月で5万台受注、ダイハツ「タント」大ヒットの要因
ダイハツ工業が10月3日に発売した新型軽乗用車「タント」シリーズの受注が1カ月で約5万台と、月販目標とする1万2500台の4倍となった。対象は「タント」、タント派生車「タント カスタム」、タント派生車でアウトドアに適した「タント ファンクロス」の3モデル。
タントとタント カスタムを一部改良したほか、タント ファンクロスを派生車として投入。一部改良で内外装の利便性を高めたほか、派生車の追加も奏功した。タント ファンクロスではアウトドア人気の需要もつかみ、全受注の3割を占めるとみられる。
半導体不足や新型コロナウイルス感染症などにより納期は遅れているが、早期の正常化に努める考え。
日刊工業新聞 2022年11月24日