ホンダが軽2輪「ADV150」全面改良、搭載した新エンジンの性能
ホンダは、軽2輪車「ADV150」を全面改良し、「ADV160=写真」として2023年1月26日に発売する。水冷4バルブ単気筒エンジン「eSP+(イーエスピープラス)」を新たに搭載した。最高出力と最大トルクを向上し、より力強い走行を実現。20年排出ガス規制に対応し、環境にも配慮した。消費税込みの価格は47万3000円、国内販売計画台数は年間5800台。
新エンジンは排気量を149ccから156ccに拡大した。アクセル操作の補助システム「セレクタブル・トルク・コントロール(HSTC)」を新たに採用。滑りやすい路面での安定感を高めた。またフレームの形状を一新。シートの高さを795ミリメートルから780ミリメートルに下げ、足つき性を良くした。
日刊工業新聞 2022年11月21日