ニュースイッチ

キオクシア「NANDメモリー」生産3割減の背景事情

キオクシア「NANDメモリー」生産3割減の背景事情

キオクシアの生産ライン

キオクシア(東京都港区、早坂伸夫社長)は10月から、四日市工場(三重県四日市市)と北上工場(岩手県北上市)でNAND型フラッシュメモリーの生産を約3割減らす。スマートフォン、パソコン、データセンター向けなどのメモリー需要が減少し、販売の見込みが減ったため生産調整する。

10月からキオクシアが販売する製品について、ウエハー投入量を約3割減らす。生産調整の期間は「当面」としており、決まっていない。市況動向を見ながら随時、稼働状況を見直す。業績の見通しは公表していない。研究開発投資や新製品開発は積極的に継続する。

日刊工業新聞2022年10月3日

編集部のおすすめ