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脱炭素で切磋琢磨、中小企業31社が一斉行動宣言

サステナブル経営推進機構(東京都千代田区、石田秀輝理事長)は、会員31社とともに2050年の脱炭素達成を目指す「カーボンニュートラル一斉行動宣言」を策定した。31社がノウハウを補い合い、温室効果ガスの排出削減に取り組む。1社単独では人材や知見が限られる中小企業も切磋琢磨(せっさたくま)し、脱炭素の活動を確実に前進させる。

宣言に賛同した31社は石塚化学産業(東京都北区)、エムシープランナーズ(同江東区)、いその(名古屋市東区)、industria(埼玉県入間市)など。各社は個別行動計画「チャレンジプラン」を2023年3月末までに策定し、実行に移す。プランには二酸化炭素(CO2)排出量の算定、気候関連のリスクと機会の情報、削減目標、工程表などを盛り込む。成果をまとめた報告書も作成して計画や活動を評価し、改善しながら推進する。

日刊工業新聞 2022年9月8日

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