ホンダが「ステップワゴン」「フリード」生産工場で4割減産、出荷への影響は?
ホンダは、4輪車を生産する埼玉製作所寄居完成車工場(埼玉県寄居町)における9月上旬の生産台数が、従来計画比4割減になると発表した。8月は同1割減の見込みで、減産幅が拡大する。もう一つの国内4輪車工場である鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)の9月上旬の生産台数は、8月に続き同3割減となる見通し。半導体不足や新型コロナウイルス感染拡大の影響が長引いているため。
寄居完成車工場ではミニバン「ステップワゴン」やコンパクトミニバン「フリード」、鈴鹿製作所では軽自動車「Nシリーズ」やスポーツ多目的車(SUV)「ヴェゼル」を生産している。これらのモデルは注文から工場出荷までに最長で半年程度かかる見通しだ。
日刊工業新聞2022年8月26日