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三菱自動車が使用済み電池を活用した「自立型街路灯」開発で生かす技術

三菱自動車が使用済み電池を活用した「自立型街路灯」開発で生かす技術

三菱自はPHV「エクリプスクロス」など電動車の使用済み電池の活用を模索(イメージ)

三菱自動車はMIRAI―LABO(ミライラボ、東京都八王子市、平塚利男社長)と、電動車の使用済み電池を用いた自律型街路灯を開発する。三菱自の車載リチウムイオン電池に関する技術と、ミライラボの省エネルギー技術などを生かす。2022年度中に開発し、23年度以降に自治体や企業との実証を通じた提供を予定する。

開発するのは電動車の使用済み電池やリサイクルスチールを使用し、外部給電を必要とせず太陽光発電を活用した自律型の街路灯。三菱自の電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の使用済みリチウムイオン電池や素材、ミライラボの複合電池制御システム技術などを活用する。

電池製造時の二酸化炭素(CO2)排出量の削減や、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)への貢献などにつなげる。

日刊工業新聞2022年8月23日

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