トヨタが日本導入、5リッターV8「レクサスIS」の性能
トヨタ自動車は高級車ブランド「レクサス」のスポーツセダン「IS」で、排気量5000ccのV型8気筒エンジンを搭載した「IS500Fスポーツパフォーマンス=写真」を日本に導入する。現在は米国とカナダで展開している。大きなパワーや操縦安定性、優れた乗り心地を実現した。発売時期は今冬以降に公表する。
最高出力は481馬力、最大トルクは535ニュートンメートル。プロトタイプの大きさは全長4760ミリ×全幅1840ミリ×全高1435ミリメートル。電子制御サスペンション(AVS)や電動パワーステアリング(EPS)の制御を変更し、車両後部にヤマハ発動機の「パフォーマンスダンパー」を追加することで乗り心地や操縦性を向上した。また、前後輪に大径ブレーキローターを採用し制動力を高めた。
日本導入に当たり500台限定の特別仕様車を抽選販売する。25日から9月1日まで販売店で抽選申し込みを受け付け、9月下旬から順次商談を始める。
日刊工業新聞2022年8月10日