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ローカル5G技術者育成、NECネッツエスアイが教育環境

ローカル5G技術者育成、NECネッツエスアイが教育環境

ローカル5G基地局からの電波測定

NECネッツエスアイ(NESIC)は、技術拠点である新川崎テクニカルベース(川崎市幸区)において、第5世代通信(5G)を地域限定で利用できるローカル5GのSub6(サブシックス)帯商用局免許を取得し、ローカル5G環境を活用した社内技術者の育成を始めた。

次世代ネットワーク人材の強化が狙い。無線設計や構築、施工、測定、運用・保守を中心に社内教育を加速し、2025年3月までに次世代ネットワーク人材を現行の600人から800人に増やす。

新川崎テクニカルベース内に、基地局設置の提案に必要なシミュレーション技術や、設計・構築のための干渉調査、エリア強度・データ通信の測定など、ローカル5Gを活用した高度な教育が実施できる環境を整えた。これにより、ローカル5Gの導入に向けたコンサルティングから保守まで一括して対応できる人材の育成を強化する。

サブシックスは、6ギガヘルツ(ギガは10億)に近い周波数帯を指す。

日刊工業新聞2022年7月11日

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