自動車部品メーカーがドローン部品を狙う、生かすノウハウ

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プロペラとモーター、電子スピードコントローラーので国内のドローンメーカーに売り込む

エクセディは飛行ロボット(ドローン)部品事業を強化する。ドローン用のプロペラとモーター、電子スピードコントローラー(ESC)の3点セットを開発済みで、国内のドローンメーカーに売り込む。自動車の電動化進展に伴い駆動系部品の伸びが期待しにくいため、成長市場のドローン向けの事業を拡大する。自動車部品で培った軽量化や品質管理ノウハウ、騒音低減技術などを活用する。

プロペラやモーターは高効率、軽量、低騒音が特徴。モーターは有限要素法(FEM)解析による構造最適化で大幅な軽量化を達成している。モーターやプロペラは大阪府寝屋川市の試作ラインで実験を重ねてきた。ESCは船井電機と共同開発した。

ドローンはプラント点検、空撮から配送分野などへと活用範囲が広がっている。用途に応じた機体の大型化が進んでおり、飛行性能を高めるための軽量化が重要になっている。

農薬散布ドローンなどの場合、早朝に住宅地付近を飛ぶケースもあり、静音性も要求される。加えて最近は国家安全保障の観点から、重要インフラの点検などに使うドローンの機体や部品について中国製を回避する傾向が強まっている。こうした動きを追い風ととらえ、拡販を目指す。

日刊工業新聞 2022年6月23日

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