法人取引停止処分者、21年度に最多だった業界
全国銀行協会(全銀協)は、2021年度の法人取引停止処分者の件数が前年度比20・3%減の232件と2年連続で前年度を下回ったとする調査結果をまとめた。負債金額も同24・2%減の615億円と2年連続のマイナス。1件当たりの負債金額は同4・7%減の2億6500万円だった。
原因別では「売り上げ不振」が全体の49・6%、「コスト高・採算悪化等」が11・7%を占めた。業種別では製造業が29・7%でトップ。以下、建設業の25%、卸売業の24・6%。
日刊工業新聞2022年4月20日