バスの押しボタンが電池不要に!発電の仕組みは?
レシップホールディングスは、押した力で発電し電池がいらないバス用無線押しボタンシステム(イメージ)を発売した。電池交換が不要で保守管理の手間やトラブルをなくせる。価格は非公表。これによりバス用押しボタンシステムの市場シェアを現在の約30%から10ポイント増やす方針だ。
無線押しボタンシステムは配線が必要なく、工期短縮や約10キログラムある配線分の車両軽量化につながる。通信規格は特定小電力無線。押しボタン機構の限られたスペース内で電池なし通信を実現するため、アンテナや電子基板の収納と、発電モジュールのストローク確保を工夫した。
日刊工業新聞2022年4月12日