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酒粕カレーで町おこし、東京・稲城市長の期待

酒粕カレーで町おこし、東京・稲城市長の期待

高橋勝浩稲城市長(写真中央)と川本恭治城南信用金庫理事長(右)

稲城市、酒粕カレーで町おこし―。東京都稲城市の喫茶店「green world cafe」の花枝聖代表は、材料に酒かすを使ったカレーを開発した。全国の信用金庫が連携して醸造した日本酒「絆舞」の酒かすを使用。従来は家畜の飼料に使うしかなかった絆舞の酒かすを有効活用することでフードロスを削減した。1食1200円(消費税込み)。金、土、日曜日に1日10食を販売する。

高橋勝浩稲城市長、城南信用金庫の川本恭治理事長らが参加したお披露目の会見で高橋市長は「最初に酒かすの豊かな匂いが漂い、スプーンで口に入れるとスパイスが際立つ。これまでにない味わい」と絶賛。川本理事長は「絆舞は全国のお米を集めて醸造した日本酒。その酒かすを使うことで全国の人々の絆がよみがえった」とした。

日刊工業新聞2022年2月22日

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