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マツダがSUV「CXー50」量産開始、専務が語ったこと

マツダは米アラバマ州に建設したトヨタ自動車との共同新工場で、北米向けのクロスオーバースポーツ多目的車(SUV)「CX―50=写真」の量産を開始した。同工場で手がける初のマツダ車で今春発売する。マツダの米国生産は2012年8月に米フォード・モーターとの合弁工場での生産撤退以来、約10年ぶりとなる。

新工場は昨秋に稼働しており、トヨタとマツダで年15万台ずつの生産能力を持つ。量産開始にあたり、向井武司専務執行役員はCX―50を「北米ビジネスを成長させる原動力となるモデル」とし、新工場について「地域に根付き、親しみを感じていただける工場づくりを目指す」とコメントした。

CX―50は、米国の主要市場に投入するSUVの中の「スモール商品群」に属し、21年11月に初公開。米国やカナダの顧客ニーズを取り込んで開発した。価格や仕様などは、今後公表する。

日刊工業新聞2022年1月27日

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