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ENEOS事業所にドローン実証フィールドのなぜ?

ENEOS事業所にドローン実証フィールドのなぜ?

ドローンによる配管点検

センシンロボティクス(東京都渋谷区、北村卓也社長)は8日、ENEOSホールディングスと共同で、ENEOSの川崎事業所(川崎市川崎区)内に飛行ロボット(ドローン)のショーケース兼実証フィールド「ENEOSカワサキラボ」を開設したと発表した。センシンロボはENEOS事業所内でドローンによる、配管やタンクの点検(を行っている。この点検デモを訪問者に見てもらうことで、鉄鋼や化学、電力会社などの点検受注獲得につなげる。警備会社や自治体関係者の利用も見込む。

カワサキラボの施設訪問は、社員を通じた予約制で行う。訪問者にドローンの技術や製品の展示を見てもらうとともに、事業共創のディスカッションの場としても活用する。

石油や電力プラントは安全保障と関わるだけに、中国製ではないドローン機体を扱うセンシンロボには追い風が吹いている。

日刊工業新聞2021年11月9日

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