樹脂化進む自動車部品に提案。「簡単にまっすぐ入るネジ」がスゴイ

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ヤマシナは、ネジ自体が雌ネジを形成するスレッドフォーミングネジで、樹脂用の製品「EVO PT=写真」の受注活動を年内に始める。先端部分にスジが3本入った特殊なネジ山形状で、簡単にまっすぐ下穴へねじ込める。軽量化などを目的に樹脂化が進む自動車部品などへ提案し、2023年頃に生産される車からの採用を目指す。25年に年間3000万本(約1億円)の販売規模に育成したい考えだ。

同ネジは独大手ボルトメーカーのEJOTが開発し、自動車市場などに展開している。同社とヤマシナは以前から日本でのライセンス契約を結ぶ。受注活動と並行して生産体制を整え、23年頃から顧客に供給していく計画。

同ネジは、相手材の厚みなどに左右されず一定トルクでまっすぐにねじ込むことができる。車部品締結などでは、多くの試験を繰り返し、相手材の厚みに応じた下穴やネジ形状、締結条件などを作り込む作業を実施するのが一般的。こうした作業を不要にでき、生産性向上に役立つ。

日刊工業新聞2021年9月10日

キーワード
樹脂 ヤマシナ ネジ

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