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工場・建設現場を支える「アシストスーツ」、家事や育児の救世主に

工場・建設現場を支える「アシストスーツ」、家事や育児の救世主に

背面のバネが身体への負担を軽減するアシストベスト

アトリエケー(兵庫県姫路市、北浦基広社長)は、ベスト型のアシストベスト「TASCHEL(タスケル)」と腰に着用するアシストベルト「RAKUNiNA〜RU(ラクニナ〜ル)」を20日に発売する。消費税込みの価格はベストが9900円、ベルトは8800円。BツーB(企業間)向けに加え、ホームセンターなどBツーC(対消費者)向けも販売を目指し、営業活動を行う。

「タスケル」はベスト感覚で簡単に着用できる。背面に装着されている4本のバネで作業時の身体への負担を軽減させる。年間3万枚の販売を目指す。

「ラクニナ〜ル」は腰に巻いて使用する。背面のバネを太くすることでアシスト力を高めた。同1万枚の販売を計画する。

アトリエケーのアシストスーツは工場や建設現場の作業者をターゲットに置く。今回の商品は家事や育児のほかアウトドアシーンも想定し、機能を腰の負担軽減と姿勢矯正にしぼり簡素化して価格も下げた。

日刊工業新聞2021年9月9日

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