ホンダが6年ぶり全面改良。新型「シビック」で初採用の機能とは?
ホンダは、6年ぶりに全面改良したハッチバックタイプの新型「シビック=写真」を9月3日に発売すると発表した。消費税込み価格は319万円から。販売計画台数は月間1000台。ハイビーム照射中、状況に応じて照射範囲を自動調整する機能をホンダ車として初めて採用した。1・5リットルターボエンジンを搭載した。2022年に、ハイブリッド車(HV)やスポーツタイプを発売する。
11代目となる新型シビックは、開発効率化や部品共有化のための車づくりの新手法「ホンダアーキテクチャー」導入の第1弾モデルとなる。前モデルと比べ前後席の距離を35ミリメートル広げ、荷室容量も拡大するなど、安全性や使いやすさを高めた。安全運転支援システム「ホンダ センシング」を標準装備し、高速道路などでの渋滞時に運転を支援する機能を、シビックとして初めて搭載した。
シビックは複数の国で販売する「グローバルモデル」の一つ。
日刊工業新聞2021年8月6日